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【2021年11/12月号】真珠湾攻撃 日米開戦80年の真実

12月8日、80年前の本日、わが国はハワイ真珠湾の奇襲爆撃によって日米開戦の口火を切った。米側の損害は2400人の死亡と戦艦アリゾナなど太平洋艦隊への打撃などに対し、日本側は航空機29機などの損失と60人の死亡であった。この奇襲作戦後、直ちに米側の「リメンバー・パール ハーバー」の宣戦布告を受けて太平洋戦争が始まり、全世界を巻き込む大戦となり、1945年の大敗北となってしまった。

令和3年の現在、この12月8日の意味を知らない人は少ないだろうが、体験者はすでに国民の中の多数派とは言えなくなっている。その意味で、この感じ方は年々多様化し薄らぎもしているだろう。ただ、今日の我が国社会の中に、そして人々の中にその残像は濃淡幾重にも重なって、歴史の重みとして綴られている。

「12月8日」という残像は国民全層にそれぞれに受け継がれていることは紛れもないだろう。同時にそれが人それぞれ異なることも当然であろう。 (会長・板東 慧)  
 
 

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