組合活動事例紹介:豊田自動織機労働組合(2010)
組合関与でベスト10にランクインされている組織のユニオン・リーダーに、現状における組合活動の事例を直接お伺いすることができました。ここでは、ご許可いただきました内容を広く公開させていただき、個々の組合員がメンバーとして関与できる組合活動の展開の参考にしていただきたいと考えています。
吉川浩二書記長にお話を伺いました。 |
Q:組合員の、労組や活動への関与について、どのような実感を持っていますか。 | アンケート実施時期は、リーマンショック直後で、まだ会社や組合員への影響が大きく出る前でした。 |
Q:ベスト10にランクインされていることに対して、一言お願いします。 | 評価されるような特段の活動をしていないので、戸惑っています。 |
Q:組合員の関与アップに向けた現在の取り組みでは、どのようなものがありますか。 | 全員参加の職場トーク活動の例を紹介します。 |
Q:この取り組みの対象や規模などについてお聞かせ下さい。 | 対象は全組合員(約11,700名)です。 |
Q:この取り組みへの反響はいかがですか。 | まず、一人ひとりが、会社・職場を取り巻く環境をしっかりと認識できることに結びついたのは大きな成果といえます。 |
Q:この取り組みは、今後も続けられるのですか。 | はい、通年の取り組みとして、この1年の自らの行動を明確にし、行動に移してもらってます。 |
Q:最後に、組合員意識調査実施の背景、調査結果を実際のアクションに結び付けていく上で有効な点についてお聞かせ下さい。 | 2010年9月に2年ぶりに意識調査を実施しましたが、リーマンショック後の初めての調査であり、働きがいが著しく外発化傾向にあるという問題が明らかになりました。今後どのように内発的要素を高めていくのかについては、非常に難しく感じています。 |