活動レポート

調査運動のオルグ――共同調査に参画する仲間集め――にたずさわる吉浜と宮田が、日々の仕事のなかで思うことを発信します。社会のこと、労働組合のこと、様々な"運動"のこと。日々感じることを軽やかに楽しく伝えられたら、という試みにご期待ください。
ここのところ、これまで研究所のことを知らなかったという方に、研究所についての説明をする機会が多くなっていました。その際、「『ああ、労働組合専門の調査屋さん?』と思われることも多いのですがそうではなくて、運動として調査や研究を行うための、センターです。」とご説明しています。
これだけではなんのこっちゃわからないですよね。
私がよくお話しするのは、「研究と言えば、世の研究者がやっているだろうと思うかもしれないが、現場で起きている課題はニッチだからドンピシャの研究はされていないことがほとんど。そんな時に、課題の当事者である労組の皆さんから課題を研究所に持ち込んでいただき、同じ課題を抱えている仲間や、一緒に研究する研究者をオルグして調査や研究を行う、そのためのコーディネートなどを行うのが国際経済労働研究所」ということです。
このように我々は、受託調査、受託研究を請け負ういわゆる「調査会社」ではなく、皆さんと一緒に問題の本質を明らかにし、社会や職場で起きている課題の解決につなげ、知見を公知にするという労働調査運動を担っている組織です。
そういう意味で、ともに調査や研究に参加された組織の皆さんや、会員の皆さんから「うちの研究所」と呼んでいただいているのです。
はじめに「うちの研究所」と呼んでいただいたときは、本当にうれしく感じました。
私が入所したころにはまだ我々オルグ担当者のことを「営業」と呼んでいました。でも「『営業』っていう名前やけど、調査を売るのとちゃうねんで」と言われて、当時頭の中が???となったものですが、肩書が「オルグ」となって、自分の役割がストンと腹に落ちました。我々は調査運動の理念に共感してもらって、仲間になってもらう、「うちの研究所」と思ってもらう、そのためのオルガナイザーだと理解できたからです。
皆さん執行委員ととても良く似ていますよね。
お互い苦しくも楽しいオルグ活動を一緒に進めていきましょう!
オルグ 宮田美奈子
※コラムの内容は研究員個人の見解です。
必ずしも研究所全体の考えを代表するものではありません。