お知らせ

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アクションリサーチのご案内

組合の課題を研究で解決しませんか?

組合の取り組む職場の問題解決において、以下のような声が聞かれることがあります。

  • 会社は『エンゲージメント向上!』というが組合員は無関心
  • 職場にはなんとなく『言いたいことが言えない』雰囲気がある
  • 組合員が組合に相談なく会社を辞めてしまう
  • 組合活動は役員ばかりが忙しく、組合員は役員に任せておけばいいと思っている


このような悩み(課題)を抱えている執行部の皆さんは多いのではないでしょうか。

その課題、研究的発想と方法で解決できるかもしれません!

アクションリサーチという考え方

研究では、「なぜ?」「どのようにして?」というように、課題の背景を深掘りします(研究的発想)。そして、実験、面接、観察といった研究的方法を用いて、課題解決のヒントを明らかにします。

このような研究的アプローチは、組合活動において生じる課題に対しても有効です。

社会心理学の父クルト・レヴィンは「実践と研究の好循環」を提言しました。「社会の中で問題を研究し、そこでの変化を試すことで、理論と実践をともに改善できる」。これがアクションリサーチです。


国際経済労働研究所では、アクションリサーチの考え方を使って、ソーシャル・リアリティを新たに作り直す(再構築する)プログラム「SRCP」を提案します。
※SRCP:ソーシャル・リアリティ・reコンストラクション・プログラム

アクションリサーチを活用したSRCP

SRCPでは、専門家(研究者など)が対象組織に関わることで、いつもと違う視点からその組織の課題(ソーシャル・リアリティ)を見える化し、ソーシャル・リアリティを改善するヒントを提案します。

SRCPのサイクル
  • 目標/目的を設定し、取り組むべき課題を明確化します
    貴組織と弊所研究員が一緒に目標/目的および課題を明確化します

  • 現状の課題がいかなる条件で発生しているのかを分析・診断します
    弊所研究員と貴組織の担当者が一緒になって課題を深掘りするためのインタビューや観察などの調査を実施します

  • 目標/目的に向かうSRをつくるための活動計画を立てます(活動計画)
    課題の分析結果に基づいて、望ましいSRのための活動計画を設計します

  • 貴組織が実行する活動のサポートをします
    貴組織は上記計画に基づいてSRCを実行します。必要に応じて弊所研究員がご協力します

  • 活動後のSRの評価を行います 
    計画時に定めた方法で、実行後のSRがどのようになっているかを評価します


国際経済労働研究所の研究員(社会心理学者)が、ソーシャル・リアリティの再構築をサポートします。

実施概要

■ 進め方(7か月〜1年2か月)
・目標/目的の設定 : 1か月 〜 2か月
・問題の診断・分析 : 3か月 〜 6か月
・活動の計画    : 1か月 〜 3か月
・活動の実行    :(計画内容次第で変わります)
・成果の評価    :(計画内容次第で変わります)
※ 実行は各組織単位を想定していますが、相談により変更することも可能です
※ 評価方法は相談により決定します

■ 費用例
 製造業A労組 107万円(税別)+ 諸経費
 流通業B労組 80万円(税別)  + 諸経費
 ※諸経費には、研究員派遣に伴う交通費・宿泊費、取り組みに伴い貴組織が使用する会場費、機材費、資材費、資料費などが含まれます

■ 納品物
・成果報告書
※目標/目的の設定に応じて、たとえば「活動計画概要書」などを納品する場合もあります

■ 補足
・ON・I・ON2調査、そのほかの意識調査実施の有無は問いません
・既存の委員会活動、小集団活動などに本プログラムを適用することも可能です

担当研究員

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