
研究テーマ | 経済発展論、フィリピン地域研究、働きがい |
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担当 |
「第42回共同調査:海外ワークモチベーション調査」 DURIAN(アジアネットワークの理解に向けて)、 PANDA(アジア心理学の成立に向けて) |
生年月日 | 1979年5月29日 京都府出身 |
最終学歴 | 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程単位取得退学 |
経歴 |
2002 京都大学経済学部卒業 2002-2005 商工組合中央金庫勤務 2006-2012 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程 2008-2009 フィリピン大学アジアンセンター客員研究員 2008-2011 日本学術振興会特別研究員 2012- 現職 |
自己紹介 |
大学卒業後に就職した政府系金融機関で中小企業融資に携わっていた頃、時代は小泉構造改革一色で、世間から会社が袋叩きにされました。その時は、現場で頑張れば頑張るほど、民業圧迫として叩かれるというジレンマがあり、働きがいについて考えるきっかけになりました。また、補完金融としてのガイドラインの遵守を求められ、取引先からの厚い信頼も得ている、といった現場の世界と世間でまかり通っている言説とのあまりの乖離に疑問を感じました。そこで、経済の真実を知りたいと、大学院に入り、途上国経済(フィリピン経済)の研究をしました。フィリピン大学に1年半、客員研究員として在籍し、ローカルエコノミー(地場産業)のフィールドワークをした経験があり、タガログ語が話せます。
長引くデフレ不況と、人口減少時代への突入により、日本経済が縮小しつつあります。そのような厳しい状況でも、企業は存続・発展していかねばならず、海外進出に活路を見出すことは今後幅広い業種で求められるでしょう。ワーク・モチベーション調査が、フィリピン、マレーシアを始めアジア各国で事業を営んでおられる日系企業の経営に大きく貢献し、ひいては進出国の人々により多くの仕事を与えられるよう精いっぱい頑張りたいと思います。 |