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ON・I・ON2の基本概念

組合員自身が関与していく組織への再生

「組合員の組合離れ」が組合の最大の問題といえます。以前のように組合が賃金問題、時短問題といった基本的ともいえる活動に力を入れるだけでは、組合員は もはや組合に賛同しない状況となっています。そこで、現在取り組んでいる活動、これから取り組むべき活動を総点検し、組合員が「これだったら参加したい」 と思えるような組合(参加関与型組織)へと再生させることがON・I・ON2の基本概念です。

社会環境の変化
組合員のニーズの変化
組合の形骸化
ON・I・ON2
組合活動の見直し・組合員の意識改革
参加関与型組織

ON・I・ON2調査は、総合概念図に記されたような設計図に基づいて構成されています。この設計図は、調査開始前に催されていた研究者と労働組合幹部による調査設計委員会において議論された内容をベースに構成されました。ON・ I・ONの名が「組合もON、会社もON」というコンセプトに基づいているように、調査内容も、大きくは組合の内容と会社の内容の二本柱になっています。

総合概念図

総合概念図

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