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ON・I・ON2とは

onion2

 
ON・I・ON2プロジェクトは現状の労働組合のあり方に警鐘を鳴らし、組合員自らがメンバーとしてかかわる「参加関与型組織」として組合を再生することを目指す運動です。今後、組合が最優先で取り組むべき課題は、この運動=オルグであると考えています。

 1990年、労働組合を取り巻く意識を研究するために、トヨタ自動車や松下電器産業(現パナソニック)、全逓信(現日本郵政グループ)といった単組や、全国金属機械(現JAM)のような産別など、10数組織が参加してON・I・ON研究会を発足。そして、研究会での議論をもとに設計された第30回共同調査が通称ON・I・ON2調査でした。2012年度には全国300近くの労組が参加し、参加組織人員200万人を超えています。

 ON・I・ON2調査は「組合関与」「働きがい」という2つの柱で構成されています。組合の最大の関心事である「労働組合の組織や活動」「会社や職場、仕事」などのテーマを社会心理学の理論をベースとしつつ扱っています。

実際に役立つ調査として、多くの労働組合で活用されており、経年比較、定点観測的な調査としても、重要度は益々高くなっています。


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