研究員募集(社会心理研究事業部)

1.募集の背景
社会心理研究事業部では、社会心理学の理論および方法論を応用し、主に調査を通じた組織活性化に取り組んでいます。主催する共同調査には「働きがい(会社や職場と仕事)」および「労働組合への関与意識」をテーマとした「ON・I・ON2」調査(※1)があり、30年以上にわたって、多数の企業組織における意識データを集積してきました(※2)。蓄積されてきたデータの分析結果から、従業員・組合員の働きがい(ワークモティベーション)と企業業績の関係を見たり、回答者が回答をコントロールできないエンゲージメントサーベイの開発をしています。 労働組合や企業、延いては社会において、取り組むべき課題はたくさんあります。例えば、SDGsやダイバーシティ&インクルージョンが注目される中で、どのようなメリットがあるのか、どのような方法で実現可能かといったことに関して、データ結果を踏まえた提言がますます求められているでしょう。

当研究所では、様々な課題に対して調査運動というフィールドで取り組み、研究知見を社会に還元し働きかけていくことが可能です。 今回は当研究所および労働調査運動をさらに発展させるため、ON・I・ON2などの既存のプロジェクトを推進するだけでなく、自身の問題意識に基づいたプロジェクトを立ち上げ、社会課題を解決していく研究員を募集します。長期的な将来も見据えながら、一緒に働いていただける方を求めています。

 ※1:1990年に発信された調査研究プロジェクト。理念に賛同した全国420組織(参加組織人員:240万人)で成り立つ公益性の高い共同調査・研究です。

 ※2:日本を代表する企業の数百万人の従業員のデータベース。歴史的経緯から、日本においては労働組合のある企業は大企業が大半を占めています。一般的な調査会社やコンサルタント会社では、競合他社のデータを扱うことはありませんが、当研究所では企業の利益や競合に関係なく調査を行っています。例えば自動車、ビール、大手流通など業種によってはライバル社すべてのデータがそろっているほか、各産業を代表する企業の従業員のデータ、各社の人事制度などの制度施策や労働条件データがそろっています。これは、労働調査運動という他にない形態だからこそ実現できたことです。
 
2.仕事内容
企業や労働組合を対象とする調査・研究
・調査・研究の設計、統計解析を用いた集計・分析、報告書の作成、報告会議の講師
・調査・研究、研究プロジェクト等の企画・立案およびプロデュース
・調査・研究の提案、コーディネート(調整、折衝)

※求める研究員像
当研究所の業務は、クライアントである企業や労働組合などを訪問し、調査の提案から調査結果の報告、その研究成果を運動に活用するための検討にも携わります。また、自身の関心やクライアントの問題意識に基づき、研究会の立ち上げや運営も行います。学術界と産業界をつなぎ、双方に提案や提言などメッセージを発信し、働きかける役割を担うことになります。以上のことから、コミュニケーションやアピール力、各種事務処理や調整能力も必要です。

3.勤務地住所
大阪府大阪市中央区北浜東3-14 大府立労働センター4階

4.着任時期
2023年4月1日(着任時期は相談可。履歴書にご記載ください)

5.応募資格
社会心理学のほか、経営学、経済学、社会学等の社会科学系の大学院修士課程修了以上(修了予定者も含む)
※ただし、R、SAS、SPSSなどの統計パッケージを用いた多変量解析の経験がある方、意識調査に対する理解が深い方を優先します。

6.採用条件
・勤務時間:裁量労働制(原則平日10:00~18:00)
・休日休暇:週休2日(土日) 祝・祭日・夏季・年末年始休暇、有給休暇 (年間休日120日以上)
・給与:入所後3年間:年俸300万円(月給25万円。個人業績に応じて昇給・賞与あり)
    入所後4年目以降:1年ごとに面談により年俸を決定(個人業績に応じて賞与あり)
    ※経験、年齢、能力など考慮。昇給あり。試用期間中は月給23万円とする。
・福利厚生諸制度:通勤手当(月額5万円まで)、各種社会保険(健康保険 ・厚生年金・雇用保険・労災保険)、退職金制度有(中小企業退職金共済加入)、定期健康診断
・賞与年3回 ※業績による

7.応募時提出書類 ・応募書類
①履歴書(写真添付・平日の日中に連絡がつく連絡先、メールアドレスを必ずご記入ください)
②業績一覧および職務経歴書(片方のみでも可) 
③志望動機(あなたのこれまでの研究および職務経歴を踏まえ、応募された動機を1,000字以内で述べてください)
④主要論文2編のコピー(少なくとも1編は査読付論文を含めてください。査読なしの論文がおありの場合は、査読付・査読なし1編ずつとしてください)
注)応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。着任時期についてご希望がある方は履歴書にご記載ください。

応募締切:2022年10月16日(日)必着
提出先メールアドレス recruit@iewri.or.jp
※メール件名を「社会心理研究事業部 研究員応募(お名前)」として送付ください。メールのみ受け付けます。

8.選考まで ※選考結果はメールにて通知させていただきます。
・第1次:書類選考(書類審査を通過した方に説明会のご連絡を差し上げます。)
・第2次:説明会、筆記試験
     説明会予定日:9月25(日)、10月23日(日)オンラインで実施予定です。
・第3次:面接(複数回を予定)

9.採用まで
当研究所では双方が納得して就職を決定できるよう、試用期間をお互いを知る採用過程として位置付けています。
試用期間は3ヵ月(長さは本人の就業形態や成果の達成度による)であり、その間は研究員候補として勤務し、実際に業務に携わっていただきます。
試用期間中には、成果や本人の適性等について数度の面談で話し合い、お互いが納得できれば正式採用となります。

◆連絡先
〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14大阪府立労働センター4階
公益社団法人 国際経済労働研究所 採用担当 阿部
Tel 06-6943-9490 Mail recruit@iewri.or.jp

◆(参考)常勤者採用実績
大阪大学大学院人間科学研究科
関西大学大学院 社会学研究科
関西学院大学大学院 文学研究科
京都大学大学院 経済学研究科
京都大学大学院 人間・環境学研究科
神戸大学大学院 経済学研究科
東京大学大学院 農業・資源経済学専攻
同志社大学大学院 総合政策科学研究科
名古屋大学大学院 文学研究科 環境学研究科
奈良女子大学大学院 人間文化研究科 住環境学専攻
早稲田大学大学院 政治学研究科
流通経済大学大学院 経済学研究科
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ大学院 政治学部国際公共政策コース
大阪大学 人間科学部
関西学院大学 商学部
関西学院大学 文学部
京都大学 経済学部
京都大学 文学部