研究員 募集要項(社会心理研究事業部)

 

【国際経済労働研究所とは】
国際経済労働研究所は、労働組合などの社会運動に取り組む組織が自立的に運動を進めていくことを、調査研究の面から支えるシンクタンクです。自立的な運動のために必要な調査研究を組織自らが行う、という「労働調査運動」を担うセンターとして、戦後間もない1948年に発足しました。

調査運動のセンターとしての機能、公共政策を形成するためのシンクタンク機能、働く人々が議論・学習する場としての機能を担うべく、国内外の労働・経済・社会に関するテーマに幅広く取り組んでいます。

■募集の背景

社会心理研究事業部では、社会心理学の理論および方法論を応用し、主に調査を通じた組織活性化に取り組んでいます。主催する共同調査には「労働組合への関与意識」と「働きがい(会社や職場と仕事)」をテーマとした「ON・I・ON2」調査(※1)があり、20年以上にわたって、多数の企業や労働組合の実態・意識データを集積してきました(※2)。さらに、蓄積されてきたデータの分析結果から、従業員・組合員の働きがいの状態(ワーク・モティベーション)が、将来の企業業績すら予測することを示しました。少子高齢化が進行し、労働人口が減少していく日本社会において、従業員・組合員の能力を十二分に引き出すべく、働きがいを高めていくことはますます重要となっていくと思われます。調査運動から得られた研究知見を社会に還元するとともに、調査運動を質的にも量的にも深め、労働調査運動を発展させていく研究員を募集します。

※1:1990年に発信された調査研究プロジェクト。理念に賛同した全国380組織(参加組織人員:230万人)で成り立つ公益性の高い共同調査・研究です。

※2:日本を代表する企業の数百万人の従業員のデータベース。歴史的経緯から、日本においては労働組合のある企業は大企業が大半を占めています。一般的な調査会社やコンサルタント会社では、競合他社のデータを扱うことはありませんが、当研究所では企業の利益や競合に関係なく調査を行っています。例えば自動車、ビール、大手流通など業種によってはライバル社すべてのデータがそろっているほか、各産業を代表する企業の従業員のデータ、各社の人事制度などの制度施策や労働条件データがそろっています。これは、労働調査運動という他にない形態だからこそ実現できたことです。

 

                               
仕事内容             

企業や労働組合を対象とする調査・研究

・調査・研究の設計、統計解析を用いた集計・分析、報告書の作成、報告会議の講師

・調査・研究、研究プロジェクト等の企画・立案およびプロデュース

・調査・研究の提案、コーディネート(調整、折衝)

※当研究所の業務は、クライアントである企業や労働組合などを訪問し、調査の提案から調査結果の報告、その研究成果を運動に活用するための検討にも携わります。また、自身の関心やクライアントの問題意識に基づき、研究会の立ち上げや運営も行います。学術界と産業界をつなぎ、双方に提案や提言などメッセージを発信し、働きかける役割を担うことになります。以上のことから、コミュニケーションやアピール力、各種事務処理や調整能力も必要です。

雇用形態 常勤
※最初は、契約所員として試用期間あり(3ヶ月)。試用期間が終了した時点で双方が納得し、適性があれば、正所員に登用します。 
応募資格

・大学院修士課程修了以上(修了予定者も含む)。
社会心理学のほか、経済学、経営学、社会学等の社会科学系の分野を専門にしている方、あるいは意識調査や組織行動研究に関する実務経験を有する方。

・日本語による、文書および口頭でのコミュニケーション能力。

※以下の経験、スキルを有している方歓迎。
・基礎的な多変量解析(分散分析、因子分析、重回帰分析、ロジスティック回帰分析など)の知識やスキルがある。
・データ分析ソフトウェア(R、SAS、SPSS、STATAなど)を用いた統計分析の知識やスキルがある。
・専門社会調査士資格を保有しているなど、一般的な社会調査の研究プロジェクトに携わった経験がある。

採用まで       

履歴書と数度の面接や適性検査のみで終身雇用を決定するのが一般的で、実際に勤務するまでお互いの人柄や仕事内容が本当にはわからない、いわゆる「お見合い型就職」が多く存在しています。
しかしこれは、実際に一緒に働いてみるまで職場の雰囲気や仕事内容が本人にあっているかどうかがわからないという問題があります。この問題点の解消のためお互いをよく知った上で就職を決定する「恋愛型就職」を当研究所では行っています。

試用期間      「恋愛型就職」とは、試用期間をお互いを知る採用過程として位置付けたものです。試用期間中には実際に業務に携わり、その成果や本人の適性等を数度の面談で話し合うという過程を経ていただいています。試用期間中(3ヶ月)は契約所員として勤務していただき、お互いが納得できれば正所員として採用となります。
給与

月給22万円以上(年俸制)

※試用期間(3カ月)は21万円以上

待遇・福利厚生

通勤交通費(月額5万円まで)、各種社会保険、退職金制度有(中小企業退職金共済加入)
※退職金制度の加入は正所員登用後となります  

勤務地 大阪市中央区北浜東3-14
大阪府立労働センター4階
勤務時間       裁量労働制(原則平日10001800
研究所の休日休暇

週休2日、祝祭日、研究所指定の休日、有給休暇(年間休日120日以上)

勤務開始時期  

2020年4月1日※応相談

常勤者採用実績
50音順)
大阪大学大学院人間科学研究科
関西大学大学院 社会学研究科
関西学院大学大学院 文学研究科
京都大学大学院 経済学研究科
京都大学大学院 人間・環境学研究科
神戸大学大学院 経済学研究科
東京大学大学院 農業・資源経済学専攻
同志社大学大学院 総合政策科学研究科
名古屋大学大学院 文学研究科 環境学研究科
奈良女子大学大学院 人間文化研究科 住環境学専攻
早稲田大学大学院 政治学研究科
流通経済大学大学院 経済学研究科
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ大学院 政治学部国際公共政策コース
大阪大学 人間科学部
関西学院大学 商学部
関西学院大学 文学部
京都大学 経済学部
京都大学 文学部

 

応募方法      

■応募時の必要書類
①履歴書(写真添付、学歴、受賞歴、資格、平日の日中に連絡がつく連絡先、メールアドレスを必ずご記入ください)
②業績一覧および職務経歴書(片方のみでも可) 


第1次書類審査合格後提出書類
③主要論文2~3編のコピー(学会発表原稿も可)
*書類審査合格後に提出していただきますので、あらかじめご用意ください。

※応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。

■第1次(書類選考) 応募書類送付先
〒540-0031
大阪市中央区北浜東3-14大阪府立労働センター4階
公益社団法人 国際経済労働研究所
採用担当 宛

※メールでもご応募を受け付けます。下記までお送りください。
recruit@iewri.or.jp

応募締切 2020年2月19日(水)まで(応募書類必着)。
選考方法

第1次:書類選考  ※書類審査後に説明会、面接のご連絡を差し上げます。

第2次:説明会、筆記試験
    第1回:1月26日(日)
    第2回:2月24日(月)

第3次:面接(複数回を予定) 

問合せ先

ご質問やお問い合わせのある方は、下記までご連絡下さい。
メール: 
recruit@iewri.or.jp  
 TEL : 06-6943-9490(採用担当)

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