【研究所について】 国際経済労働研究所は、働く人が積極的に社会に関与していくような意識改革を目指し、調査研究・情報編集機能を有するセンターとして立ち上げられた調査研究機関です。結成以来70年に渡ってその時々の社会的な調査運動を展開してきました。調査研究をサービスするのではなく、運動に資する共同研究を行う機関である私たちは、20年以上前から継続中の共同調査研究「ON・I・ON2」(※)を通じて、今や大企業の正社員を中心とする会社員の集団と化した労働組合の実態を分析してきました。 「組合員の組織への無関心」「組合員満足」といった課題、つまり“組織や社会のために自分は何をするか”ではなく“組織や社会は自分に何をしてくれるのか”という組合員の受益的な意識と向き合ってきました。これは「顧客満足」から「顧客エンゲージメント(関与)」への転換という時代の潮流を先取った議論であり、近年では調査・研究という枠を超え、社会のあり方を変えようとする取り組みとなっています。研究のための研究ではなく、ビジネスとしての調査でもなく、調査運動を通じて健全な社会を生み出すことこそ、私たちの使命だと考えています。社会心理研究事業部では、社会心理学の理論および方法論を応用し、主に調査を通じた組織活性化に取り組んでいます。組織活性化へのアプローチと共に、個人(労働組合員・従業員)の「生きがい」や「働きがい」にも研究は発展しています。
【募集の背景】 社会心理研究事業部の総合職(経理・総務)候補を募集します。 数あるシンクタンクの中でも、国際経済労働研究所は1948年に結成された調査研究機関として、労働界や学界、産業界、公共団体などが共同で参加運営している公益社団法人です。 長い歴史と他にはない貴重な労働運動の膨大なデータを保有しながらも、公的な立場や伝統に安住せずベンチャー気質を大切にしています。 30代の研究員が理事に就任するなど、実績本位の環境を形成しており、そんな当研究所の次世代を担うスタッフとして活躍して下さる方を募集します。 |
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仕事内容 |
総合職として採用後、適性に応じて「管理部門スタッフ」「経理担当」のいずれかに配属します。管理部門スタッフの場合、 研究所に所属する研究員の調査研究活動を多面的にサポート・マネジメントする仕事です。
「働く人と組織」に関心のある方なら、先々は研究員を兼任し、自ら企画したテーマを調査研究することも可能です。 |
雇用形態 |
・正所員登用を前提とした契約所員 |
応募資格 |
・大卒以上、社会人経験1年以上、前職は問いません ・コミュニケーション能力をお持ちの方 ・アシスタント業務ではなく、自立的に仕事を進められる方 ・総務・経理の実務経験をお持ちの方
≪以下の方は歓迎≫ ・心理学・社会学・経済学等の大学院修士課程修了以上 ・信念を持ち生涯の仕事として取り組みたいと考えている方
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採用まで |
当研究所では「恋愛型就職」を行っています。履歴書と数度の面接や適性検査のみで終身雇用を決定するのが一般的で、実際に勤務するまでお互いの人柄や仕事内容が本当にはわからない、いわゆる「お見合い型就職」が多く存在しています。 |
試用期間 |
「恋愛型就職」では、試用期間をお互いを知る採用過程として位置付けています。試用期間中には実際に業務に携わり、その成果や本人の適性等を数度の面談で話し合うという過程を経ていただいています。試用期間中(3カ月)は契約所員として勤務していただき、数度の面談の結果、お互いが納得できれば正所員として採用となります。 |
給与 |
月給:21~23万円(初年度) ※試用期間中(3カ月)は月給18万9000円~20万7000円 |
待遇・福利厚生 |
昇給年1回 |
勤務地 |
大阪市中央区北浜東3-14大阪府立労働センター4階 |
勤務時間 |
10:00~18:00 |
研究所の休日休暇 |
週休2日制(土・日) |
勤務開始時期 |
面接後、速やかに結果のご連絡をさせていただきます。 |
常勤者採用実績 (50音順) |
大阪大学大学院人間科学研究科 |
応募方法 |
■「リクナビNEXTの応募フォーム(応募ページへ)」からご応募ください。 |
応募締切 |
2018年7月10日(火)必着 |
選考方法 |
エントリー
合同説明会 *説明会・筆記試験 7月14日(土)13:00~17:00 |
問合せ先 |
ご質問やお問い合わせのある方は、下記までご連絡下さい。 |
研究所のご紹介、研究所での働き方や可能性についての所員からのメッセージを掲載していますので、以下もぜひご覧ください。
・研究所のご紹介
・先輩所員からのメッセージ