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働きがいの職種別傾向-共同調査「ON・I・ON2」データを用いて-

阿部 晋吾
(梅花女子大学心理こども学部 准教授
 国際経済労働研究所 研究員)

働きがいの源泉には大きく2つの側面がある。ひとつは職務の自律性や有能性などに代表される内発的側面である。この側面は、仕事そのものか ら得られるものであり、「仕事に創意工夫が活かせる」といった自律感や、「仕事がよくできる」と いった有能感を通じて仕事のやりがいを感じる、 いわゆる「内面からわき起こる、やる気」である。も うひとつは、仕事に対して付随的、副次的に与えられる、外発的側面である。これは他者(会社や上司など)から与えられる性質のもので、「給与」 「地位」「昇進」などが代表的なものである。公益社団法人 国際経済労働研究所では、こうした働きがいとそれを取り巻く要因についての意識調査を実施し、その実態をもとにした提言活動を行っている。本稿では、そのうちの主要な項目について職種別の傾向を紹介する。

全文は、機関誌Int'lecowkに掲載しています。
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