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働きがい調査とは

労働組合は,本来組合員の生きがいや働きがいをになう組織に他なりませんが,「労働」そのものを対象にした具体的な取り組みというものはありませんでした。これは,働きがい向上という取り組みに向けて,働きがいとは一体何なのか,どのようにすれば高まるのか,という疑問に応える理論的モデルがなかったため,抽象度の高い議論になってしまったのではないかと思われます。 そこで,私たちはON・I・ON2を軸に,主に関西圏で活躍する社会心理学者をネットワークして,"働きがい"に関する理論的モデル構築に向けた研究を進めてきました。

今の仕事が楽しい

今の仕事に生きがいを感じる

今の仕事を続けたい

今の会社にずっと勤めたい

(2001年度データ)

私たちは,"働きがい"を「ワーク・モティベーション(仕事動機づけ)」と位置づけ,さらに,ワーク・モティベーションプロセスを「内発的働きがい」と「外発的働きがい」に区分けし,これらモティベーションプロセスを取りまく要因の研究を進めています。働きがいを2つの要素に分けることで,職場政策を内発的働きがい向上のための取り組みと外発的働きがい向上のための取り組みに区分することができ,さらに,働きがいを取りまく要因の研究により,具体的政策への落とし込みが可能になります。 今後,さらに研究を深めていきます。これまでの研究成果は,次でご紹介いたします。